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ギリアド・サイエンシスは

 ロイヤリティーフリー合意にサインし、五つのジェネリック企業が、抗ウイルス薬であるレムデシビルの製造と流通を127の国で行えることを可能にした[1]。これらの国々は、低所得あるいは、ヘルケアへのアクセスが困難である。米国では4月終わりに緊急に承認されて、今年中には百万程度の処置を可能にする量を供給したいとしているが、レムデシビルの化学合成は、直線的合成で、複数の特殊な合成段階を含み、世界的な供給が限定的な新規な基質を使う必要もある。そのため合意した企業と、世界的な供給量を増やすとともに、ギリアド社は製造工程も共有する予定である。なおロイヤリティーフリーは、WHOが、COVID-19は最早世界の脅威ではなくなったことを宣言するか、別の医薬品あるいはワクチンが承認されるまで継続される。これとは別に、主に日本の企業がCOVID-19の拡大を停止させることを目的として、診断、防止、封じ込め、治療に関する特許権を行使しないことを誓った。すなわち5月13日30以上の企業が「Open COVID-19 Declaration」[2]を行った。COVID-19、ちょびっとずつ向き合う戦略が広がってきた。ビット数も拡大したい。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 May 18, p. 10.

[2] COVID-19 と戦う知財宣言:https://www.gckyoto.com/726628143172

20.5.20

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