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化学者もコーヒーを

 好む。さらにそれを研究する。ホットコーヒーの研究は、ほっといてもかなり進んできた。近年アイスコーヒーの需要が拡大している。そこで今回研究者らは、ホットとアイスの違いを明らかにした[1]。まずは三種類のコーヒー、ライト、メディアム、深煎りコーヒーを100 °Cと室温で煎じた。どちらの温度で煎じてもカフェインの量はほぼ同じだった。一方でホットコーヒーは、測定可能な酸性度と抗酸化物のどちらも高かった。また深煎りになるにつれてそれらはより強調されていた。そこで研究者らは、ある種の抗酸化物は、高温でしか溶けずに、室温ではろ過の際に除かれるのではないかと考えた。ではどちらのコーヒーが、皆さんにとってベストなのかデータに基づいて提案された。酸性度が少し低いコーヒーを所望しているときは深煎りアイスコーヒーが、また抗酸化物の量が多いのを飲みたいときはライト、メディアム、深煎りいずれでもいいのでホットコーヒーがお勧めである。この成果はフィラデルフィアのACS学会で披露される予定だったけど、学会がキャンセルされたため、ACSオンラインプラットフォームであるSciMeetingsで公開された。高品質なコーヒー、校費では買えません、通常は。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 13, p. 8.

20.5.9

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