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Stay home政策が

 結果として、グローバルな二酸化炭素の排出量の削減をもたらした[1]。苦言を呈する人はいない。最も排出量が少なかった4月初めは17%減だった。この極端な減少、一年は継続しないものの2020年のCO2排出は少なくとも4%減になると予測されている[1]。17%減は第二次世界大戦以降最も大きな変化である。CO2排出量の観測には、交通、航空便、鉄鋼生産、電気利用や様々なデータが使われている。その中CO2排出の減少の主な要因は乗用車による移動だった。CO2排出を世界的な尺度で直接測定することは現状ではできない。そのため交通に関する情報やモバイルからのデータをベースに排出を推定し、ほとんどリアルタイムでその変化が追跡されている。それぞれの国で最も大きな減少は、およそ25%で米国ではさらに大きく4月7日から20日の間に32%減少した。これまで一体誰が「米国のCO2排出が数週間の間に全体の2/3にまで減少する」と考えていただろうか。紛れもなく前例のない減少の現象である。意見書も提出されるかもね。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 May 25, p. 6.

DOI: 10.1038/ s41558-020-0797-x

20.5.28

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