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2020年は

 工業界にとって最悪の年かもしれない[1]。経済の回復について不確かなことも多く、企業幹部やそのパートナーである銀行は、合併や買収を保留している。2020年第一四半期、パンデミックと全面的に立ち向かう前、取引は活発で昨年の同じ時期より数も多かった。逆風の中でもM&Aは継続していたものの、ここ数週間企業は、冷気漂うが如く、ブレーキを踏んでいる。5月11日肥料メーカーのOCIは、COVID-19に関する懸念からメタノールビジネスの売却を断念する可能性に言及している。企業は当初この決断を今年行う予定だったものの、取引環境の改善を期待して2021年まで待つことにした。同様に先月、日本触媒は三洋化成との合併を遅らせた。またS Kグローバルケミカルは、ある企業のポリオレフィンビジネスの購入を完了させるのを延期した。専門家によれば90%のマーケットが中断状態でM&Aマーケットの凍結は、証券取引の状況と比較し得る。多くの企業の短期的な業績について何もわからないことから、買い手、売り手、貸し手の多くが撤退した状態である。それでも5月終わりには、いくつかの取引がそっと出てくるだろうとの予測である。マーケット、まあきっと復活します。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 May 18, p. 10.

20.5.19

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