« 遷移金属は | トップページ | カメムシが »

温室効果ガスの削減を

 目指して、二酸化炭素を付加価値のある炭素数が2つ以上の化合物に変換する触媒反応の開発が継続している。通常の触媒的水素化では、CO2と水素を固体触媒上で反応させている。ただしそのプロセスは高圧と温度を必要として、生成物分布も広く、経費のかかるその後の段階が必要である。溶液層での電極と水を使った電気化学的な還元は、ほぼ常圧でCO2を変換できるが、熱触媒と同様にC1, C2やさらに炭素数の多い生成物を与える。このプロセスを改良するべく研究者らは、現在最も良い CO2の電気還元銅触媒の性能を向上させるべく、複数のハロゲンでドープした触媒を作成した[1]。そのうち二フッ化アンモニウムでつくったそれは主にエチレンとエタノールを86%の選択性80%の電気効率で与えることがわかった。これは従来の触媒よりかなりパフォーマンスが向上しておまんす。研究者らは、フッ素が水の解離を促進し水素原子が発生、これが吸着しているCOをCHO種に変換し、ついでカップリングを経てC2生成物を与えているものと考えられている。ハロゲンドープで励んで働いている。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 27, p. 9.

DOI: 10.1038/s41929-020-0450-0

20.5.24

|

« 遷移金属は | トップページ | カメムシが »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。