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ある企業の抗原テストは

 サンプルを鼻あるいは鼻の奥や喉から採取する。集めたサンプルは、ウイルスを壊す溶液に加えてタンパク質を認識できるようにする。すなわち得られた溶液を試験紙に加え、もし溶液にウイルスタンパク質が含まれていたらそれらは試験紙の上に広がり、それが結果としてモノクロナール抗体と呼ばれる抗体に捕獲される。その抗体はSARS-CoVヌクレシオカプシドタンパク質の特異的な部位を認識できる。この抗体はまたSARS-CoV-2ヌクレオカプシドタンパク質の同じ部位にバインドすることも期待されている、次に蛍光を測定するデバイスが試験の結果を読み取る。ただしこの企業の試験で発光するプロセスの詳細は明らかにされていない。なおこれまでの類似の抗原テストでは通常、蛍光分子が連結した二番目の抗体が使われている。この二番目の抗体は抗原–抗体複合体にバインドする。別の抗体検査の方法はポリクロナール抗体を利用する方式である。ここでは複数の部位がウイルスタンパク質の認識に使われる。ただしモノクロナール抗体と比べて、標的としないタンパク質にもバインドすることがあり偽陽性である場合があって結論がでない。ポリクロナール、モノクロナールどちらでも、ウイルスが黒うなるわけではないが、検査法確立に、苦労している。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 June 8, p. 4.

20.6.9

 

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