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メス鳥は

 同じ種類のオス鳥よりも、抑えられた色彩の羽を持っている。今回カナリヤや関連する鳥で、この違いは赤や黄色の色素分子を破壊する酵素をコードする遺伝子よる可能性があることが報告された[1]。羽の現象に含まれる機構を調査するために研究者らは、ショウジョウヒワを繁殖させた。そのオスとメスはほぼ同じように見えて、カナリアと、かなりやなあ、同一だけど性的には二色型色覚を示している。この雑種のゲノムとカナリアのそれを比較したところ、三つの遺伝子を含むある領域だけに違いが見られた。その遺伝子BCO2だけがオスとメスで違って発現していた。BCO2は酵素であるβ-カロテンオキシゲナーゼ2をコードし、その酵素は赤みがかったオレンジ色の色素であるβ-カロテンを分解する。より赤い羽のオスに対してメスはBCO2をより高いレベルで発現する。研究者らは、これはエストロゲンのBCO2発現への影響ではないかとしているが、それ以上の機構解明はここでは行われていない。カロテンを借りてんで、色が濃くなるでしょうか。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 June 15, p. 9.

DOI: 10.1126/science.aba0803

20.6.29

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