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迅速でかつ

 正確にCOVID-19の兆候を診断できるポータブルな機器の開発が広く行われている[1]。壊滅的な感染拡大のリスクを低減するためには、診断の範囲の拡大が必須である。ただし現状の診断の範囲は基本的に咳あるいは熱のようなCOVID-19の兆候がある場合に限定されている。一方で感染した多くの人が、感染させる可能性があっても無症状である。現在の診断方法は、検査対象の人の鼻あるいは喉からのサンプルのRNAを一旦DNAに変換しそれを複製する逆転写PCR法である。しかも訓練された技術者が特殊な施設で行う必要があるけど、無症状な多くの人のスクリーニングには時間がかかりすぎる。ウイルスタンパク質を検出する抗原検査は基本的に安価でポータブルであるものの、正確さに課題がある。その中ある企業はSARS-CoV-2を1時間以内に検出できるオーブントースターサイズの機器を開発し生産を拡大しているものの技術の多様性も必要である。他にも多数あって、英国政府が発注しているものは臨床評価も行われているが、その結果が未公開であるため、その方法のインパクトを現状では示すことができない。「臨床評価、印象はいいんでしょう」を超える必要があります。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 August 10/17, p. 4.

20.8.25

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