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古代ローマ人は

 当時、ダイニングの陶磁器やカラフルなモザイクなどをガラスで作成していた。ただしローマ人はその中で特に、無色の半透明の、アレキサンドリアンと呼ばれるガラスを好んだ。これは考古学の謎の一つだったものの今回、アレキサンドリアンサンプル中のハフニウム同位体がこの太古の起源を明らかにした[1]。古代ローマの都市で現在のアンマン(ヨルダン)に近いゲラサで、異なるタイプのガラス片が集められた。その中のストロンチウム、ネオジム、ハフニウムの分析が行われた。SrとNd同位体は以前も使われたものの、これらの元素の同位体では、地中海の他の地域で集められたガラス片と区別することはできなかった。それに対してサンプルは特徴的な176Hf/177Hf比を示し、これはナイル堆積物の砂に見られる鉱物の比であるため、アレキサンドリアンはエジプトで製造されたガラスの一つであることがわかった。今回の研究は古代ローマ時代の取引の慣習を明らかにするだけではなくて、Hfが別の加工品の分析にも利用可能であることも示している。アレキサンドリアん、ど〜りゃんステキさん

[1] Chemical & Engineering News, 2020 July 20, p. 11.

DOI: 10.1038/s41598-020- 68089-w

20.8.2

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