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フルーツが

 熟したかどうか、色の変化なしで知ることは難しい。今回その作業を簡単にできる新しいエチレンセンサーが開発された[1]。センサーに向けてシドニー大学の研究者らは、しんどいに〜ということもなく、10.12-ペンタコサジイン酸(PCDA)とエチレンに反応するチオール基で修飾したPCDAを使って球形小胞をつくった。ついで小胞の溶液をキトサンと混ぜて、混合物とフィルムとしてキャストし、紫外光を使ってモノマーを交差連結させた。その結果得られた青いフィルムの性能試験のために、湿気のある容器の中で、キーウィフルーツをそのフィルムで包み三日以上観察した。フルーツが熟すにつれて、それはエチレンを放出し、放出されたエチレンがチオールと反応し、ポリマーの形状が変化するとともにその色が紫色から赤色に変化していった。センサーはエチレンに選択的で、空気、二酸化炭素や窒素のような別のガスに応答して色が変化することはなかった。繊細なフルーツセンサーが普通に広がりますように。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 July 27, p. 11.

DOI: 10.1021/ acssensors.0c00117

20.8.10

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