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世界中で数百万人の人が

 飲料水媒介の病気で亡くなっている。これは手頃で実用的な消毒の方法がないためである。この課題を解決するために東華大学の研究者らは、バクテリアを殺し、目詰まりを防ぐことができるシリカエアロゲルからなる強くて柔軟なフィルターを開発した[1]。またその消毒特性の再生は、漂白液に浸すだけで行うことができる。すなわちシリカナノ粒子が散りばめられたシリカナノエアロゲルがつくられて、これがN-ハロアミン官能基で覆われた。ついでこのエアロゲルを希薄な漂白液に浸しN-ハロアミン官能基を殺菌性のN-クロラミンに変換した。得られたエアロゲルは水中の99.9999%の大腸菌を殺し、市販の濾過膜の100倍の流速を保っていた。ファイバーの超疎水性表面の薄い水層がバクテリアの粘着を防いでおり、バクテリアがエアロゲルを汚染することなく素早く外に流れ出ていた。研究者の一人は、このエアロゲルの製造方法は、工業的なスケールでもかなり単純な方法であると述べている。このエアロゲル、え〜やろ。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 August 24, p. 9.

DOI: 10.1021/ acsnano.0c03793

20.9.18

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