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ヒドロゲルを持つ除草剤の

 液滴は、葉っぱに落ちても、跳ね返ったり壊れたりしないで、そこにとどまることができる[1]。このタイプのヒドロゲルは、散布する農薬の量を減らしても、同様の穀物保護をなし得る。一般に農薬は界面活性剤と混合して、液滴が葉っぱの表面にとどまる助けをしている。ただしこれらの混合物を散布すると、風によって簡単に飛ばされてしまう。そこで界面活性剤ではなくて、中国の研究者らは葉酸と亜鉛とを交差連結させて、ヒドロゲルをつくりそこに除草剤であるジカンバを入れ込んだ。そのヒドロゲルを風洞の中で、雑草であるアカザのろう質の疎水性の葉っぱの上に散布し、高速カメラで液滴の動きを撮影した。その結果、液滴は、葉っぱに接触すると平たくなったが、ついでそれは球状の液滴に戻り、葉っぱにくっついた。これとは対照的にジカンバの水溶液の液滴は、時間はわからないが、より小さな液滴に砕けて葉っぱから滑り落ちていた。散布できるサンプルがありました。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 September 14, p. 7.

DOI: 10.1021/acssuschemeng.0c03396

20.9.30

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