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理論科学者は30年前

 ダイヤモンドのような秩序構造を持つ材料は、半導体が電流の流れを制御すると同様に、光の流れを制御しうることを予測した。このいわゆる光結晶は、光学スイッチングやコンピューティングに利用可能である、それ以来研究者らは、微細粒子を利用して、様々なタイプの、光学導波管や別のデバイスとして機能する光結晶を作成してきた。ただし合成の難しさから、これらの材料の多くは、理想的な立方体ダイヤモンド構造や皆が欲しがる光学特性を示さなかった。その中今回、需要が高まる材料を作成するためのコロイダル化学法が登場した[1]。まずミクロサイズのポリスチレン球と重合できる液滴とを組合せて、単一のオイル液滴を囲みほとんどそれを隠すことができる四つの球のテトラヘドラルのブロックがつくられた。研究者らは溶媒を使い、球を変形させて、液滴をわずかに抜き出して一部を剥き出しにした。ついでオイルを重合させて、それをDNAで修飾した。これによって得られたブロックは、ダイヤモンド構造を組み立てるのに必要な配向になっている。配向させるのが、たいそう難しかったでしょうか。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 September 28, p. 7.

DOI: 10.1038/s41586-020-2718-6

20.10.12

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