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シリカナノ粒子は

 ゴムの添加剤や建築材料として、また薬物送達を補助する材料として、さらに太陽光パネルを含む多くの場面で利用されている。そのためシリカナノ粒子の市場は、2025年には51億ドルに達することが市場調査会社によって見積もられている。それに対して2050年にはおよそ6千万トンになると予想されている使い終わったシリコン太陽光パネルを経済的にリサイクルできる方法はほとんどない[1]。その中モスクワにあるSkoltech[2]の研究者らは、市販の太陽電池を含むシリコンウエハーを水酸化アンモニウム溶液に浸し、この混合物をオートクレーブで180 °Cまでの様々な温度に加熱した。その結果、2時間以内にウエハーは直径8–50 nmのシリカナノ粒子の白い粉に分解した。この方法は単純でしかも高価な装置も必要ではないものの、大スケールで実施できる実用性については未知である。大量のウエハーがリサイクルできると右派も左派も「ウハ、ウハ」なんですが。

[1] Chemical & Engineering News 2020 September 28, p. 6.

DOI: 10.1021/ acssuschemeng.0c03783

[2] Skolkovo Institute of Science and Technology

20.10.9

 

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